20150506C (1)
ゴールデンウィーク最終日、五月晴れの穏やかな日差しの道の駅うつのみや ろまんちっく村。 
子どもたちの楽しい声が止まらない連休の公園の奥ではとある戦いが繰り広げられていた。

骸696「オイ沼っ子、遊んでやる。いつでもいいぜ、どっからでも掛かって来い」
ライマーシュ「アワワワワ…骸696さん、怖い…」
骸696「ガタガタ言ってると、スクラップにすんぞ!このタコスケか!!」
ライマーシュ「ア...モウオウチカエリタイ...」
骸696「遊ばねぇと、帰さねぇぞ!!」
ライマーシュ「アワワワ...エエィッ!」
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ポコッ
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ペシッ
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ポコッ
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骸696「ダァァ!!なんだ、そのヘッポコパンチは!!」
ライマーシュ「ゴメンナサイ...ゴメンナサイ...」
骸696「パンチってぇのはなー・・・」


対戦後のインタビューは以下の通り。

(完全にイジメですね)
骸696「ヴァァカヤロー!!なにがイジメだ、イジメじゃねぇぞ!証拠にオレさまは一個も手ェ出してねぇだろうが!!」
(いえ、あの状況は完全にイジメです。じゃなきゃパワハラです)
骸696「なに言ってやがる。アイツはまだヒーロー学校の生徒、しかも初級クラスだが、ヒーローはヒーローだ。ヒーローになろうとしてんだ。ヒーローと戦うのがオレの仕事だ。」
(そう言えば正論っぽいですけど、あの現場を見た全ての人はそう思ってませんよ)
骸696「フンッ、イジメだろうがなんだろうが、これから多くの人間のいろんなモン守っていこうって思ってるヤツがアレくれぇで泣き言言ってんじゃなにも守れねぇだろうが!!」
(まあ、確かにそうでしょうが・・・)
骸696「あー、そうだ。イイコト教えておいてやる。さっきアイツの通ってる学校の理事長から直接連絡あったわ」
(イジメに関しての謝罪要求ですか?)
骸696「逆だ逆!オレさまはな、学校の先生になるんだよ。」
(え?どう言うコトでしょうか・・・?)
骸696「沼っ子の通ってる私立勇姫女子学園の客員講師だ。直々に理事長からのオファーだ。しかも独自なゼミでヒーローの卵どもをビッシビシ鍛えていいってお墨付きもらったんだよ!って訳で、アレはイジメでもパワハラでもねぇぞ。修行だ、トレーニングだ!ライマーシュはオレの生徒だ。奴隷だドレイ」
(なるほど・・・って生徒は奴隷じゃないですよ!?)
骸696「全国のヒーローを目指す者共よ。バンバン願書送り付けっからな!悔しかったらゼミに入ってオレを倒してみやがれ!!」

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ライマーシュ(栃木県佐野市)
苦手なものは悪い敵全般の私立勇姫女子学園(仮)初級クラスで非公認ローカルヒロインになる為に勉強中のヒロインの卵。そして骸696の生徒として骸696を倒すため更なる修行中のヒロインの卵(になっちゃった)
Twitter @tanuma_rimash

※このストーリーはフィクションです。
実在する個人、ヒーロー、団体のご好意により一部DSLの妄想により記事にしております。